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妊娠中の脳血管障害

公開日: : 脳内出血体験談

人間にとって一番神秘的な行動は妊娠&出産です。

そして妊娠は女性しか経験することができません。

また女性は妊娠~出産に至るまで、身体的にさまざまなリスクを伴います。

そこで今回は、女性の妊娠と脳血管障害の関係について触れてみたいと思います。

実は女性が妊娠中をした場合、脳血管障害の危険性は3~13倍まで跳ね上がっているのです。

また妊娠中に脳血管障害を発症した場合、約25%が致死的な症状に陥ってしまいます。

では何故、妊娠中にこうした症状を発症してしまうのでしょうか?

それは妊娠期間中に、女性ホルモンの分泌が大きく変動するからです。

例えば妊娠するまで血圧が正常値だった女性が、妊娠期間中のホルモンバランスの異常によって高血圧を発症し、

それが原因で脳血管障害を発症してしまうのです。

ちなみに私の妻も第一子を妊娠した時、低血圧から高血圧になってしまい、かなりに日数を病院で過ごした経緯があります。

そして「ホルモンバランスの異常=エストロゲン」が原因になっていることがわかっています。

基本的にエストロゲンは、増えてもいけないし減ってもいけません。

〇エストロゲンの役割

「排卵を起こし妊娠を助ける・お肌の潤いを保つ・血管の柔らかさを保つ・骨を丈夫にする・脳の認知機能等々を助ける」

上記に明記したことがエストロゲンの役割になります。

そして一番支障をきたすのは、エストロゲンが減少してしまった場合です。

「皮膚を乾燥させたりシワを増やす・骨粗鬆症を発症する・認知症を併発したり膣を委縮させる」等々だけでなく

高脂血症による血管の病気を引き起こす危険性があるのです。

それが脳血管障害を引き起こしてしまうのです。。

ではエストロゲンを含む女性ホルモンを維持するために、女性は何を心掛ければいいのでしょうか?

それはバランスのとれた食生活を心がけ、なるべく数多くの食材を適量食べるようにすることです。

〇バランスよく摂取したい8つの食品群

1.肉、魚、乳製品、卵
  女性ホルモンのもとにもなるコレステロールを補うために動物性タンパク質を適量摂取する必要があります。

2.大豆食品
  エストロゲンと同じような働きをする大豆ホルモンが豊富。

3.青魚
  DHAやEPAといった、身体に重要な生理機能を持つ成分。

4.野菜
ビタミン類が豊富。

5.海藻類
 低カロリーでミネラルや無機質が豊富。

6.きのこ類
 食物繊維やビタミン・ミネラルなどがバランスよく含まれています。

7.いも類
 ビタミンやカリウム・食物繊維などが含まれています。

8.ゴマ・ナッツ類
  ビタミンB群・Eなどがバランスよく含まれています。

妊娠中の女性のみなさん、とにかく偏食せずバランスの摂れた食物を摂取してください。

そうすれば脳血管障害といった病気を抑えることができると思います。

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