脳内出血後の余命について
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脳内出血体験談
私が脳内出血を発症して、はや25年が経とうとしています。
その中で母親の認知症が原因で(夜間の徘徊)、一度だけ小脳梗塞になりました(後遺症はまったくなし)。
正直、「よくこの年まで生きることができたなぁ」と思うことがあります。
ということで今回は、脳内出血後の余命について考えてみたいと思います。
〇脳内出血発症後→1ヵ月の生存率は約84%/5年生存率は約50%…医療の進歩によって脳内出血の死亡率は、確実に減少傾向にあります。
※ただしこの数値は確立に過ぎません。
そして脳内出血後の平均余命はというと?
平均余命は約7年~10年で、ちなみに意識不明に陥った場合(植物状態)の平均余命は約3年間といわれています。
どうして平気余命が約7年~10年というと、それは高齢者が発症するケースが多いからです。
※私は30歳代で発症しているため、この年齢まで生きているんだと思います。
ちなみに近年では、30~40歳代/50歳代と若い世代の人も発症するケースが増えています。
(※若年の場合、当たり前のことですが平均余命は約7年~10年以上になります。
この数値からわかることは、脳内出血後の急性期に何事もなく過ごすことができたら(再発もなし)、十分平均寿命まで生存する可能性があるということになります。
それとこの急性期の期間を乗り越えることができるかどうかは、脳内の出血量(血腫の大きさ)に掛かっています。
私の場合、MRIで脳の様子を撮った時、かなりの部分が白く濁っていました(血腫の跡)。
まぁ~右片麻痺になったくらいだから、血種の量も多かったと思います。
それを考えると「よく生きてこれたなぁ」と…。
ここで血種の大きさに対する基準を明記しておきます。
〇被殻出血は血腫の大きさが直径4cm以上。
〇小脳出血は血腫の最大径が3cm以上。
〇皮質下出血は血腫が脳の表面から1cm未満に存在する場合。
次に血種について考えてみたい思います。
「いずれ血種は吸収されていくの?」という疑問があります。
血腫は脳内出血発症後3~6時間で最大の大きさになります(ただし血種の20%は発症6時間後も大きくなり続けること場合もあります)。
それから血種は約1ヵ月かけて吸収されていきます。
この期間の変化として、血種周囲にできた脳浮腫も改善していき、それに合わせて麻痺の回復も認められる場合もあります。
※私の場合、麻痺の回復はダメでした。
というのも血種によって侵された脳細胞は壊死するからです(どんなに医療が発達した現時点でも、麻痺の回復はありません)。
最後は私の余命についてです(自分の思い)。
もし余命が本当なら、私も80歳代まで生存することなります。
だけど私はそこまで長生きをしたくありません。
何故なら早くから右片麻痺になって、いろいろ苦労したからです。
(長男はまだですが)長女は結婚~私の願いもある程度叶えることができたからです。
それと高齢者になって、子どもたちに迷惑をかけるくらいなら…という思いが強いです。
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。


