脳血管障害と認知症について(アルツハイマー型認知症)
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最終更新日:2019/12/27
脳内出血体験談
脳血管障害は、脳の血管が詰まり出血が発症する病気をいいます。
そして脳血管障害を発症すると、脳細胞の一部が死滅することを意味します。
それによってさまざまな障害が引き起こされますが、そうした障害の1つに認知症があります(アルツハイマー)。
その認知症を「脳血管性認知症」と呼びます。
では具体的に脳血管性認知症について触れてみたいと思います。
脳血管性認知症はアルツハイマー型認知症に比べ男性の割合が高く、それは女性の2倍近くの有病率が報告されています。
また高齢者に発症すると思われていますが、若い世代にも発症が見られます。
この若い世代の脳血管性認知症は、「高次脳機能障害」と診断される場合もあります。
ちなみに高次脳機能障害の場合は機能回復の見込みが高く、脳血管性認知症は機能回復が徐々に広がっていく傾向にあります。
これが脳血管性認知症の概要となります。
次に脳血管性認知症を発症した場合の症状と進行について触れてみたいと思います。
○症状&進行として…
・記憶障害 =物忘れといった記憶の障害
・見当識障害 =時間や場所だけでなく、人物の認証がうまくできなくなる障害
・実行機能障害=物事を計画立てて順にこなすことが難しくなる障害
上記に明記した3つの障害が脳血管性認知症の主な症状になります。
またこれ以外の症状として、下記に明記する内容も含まれます。
・さまざまな症状が併発しやすい
認知症状だけでなく、運動麻痺・知覚麻痺・言語障害などの症状が伴う
・低下機能と残存機能の偏りが大きい
発症した場合、できることとできないことの差が大きくなる
・症状の変動が大きい
その時の体調によって、できることができなかったりその反対もあります
・自分自身に対する抑うつ・怒り・投げやりな態度
できること・できないことへの自覚があるため、自分の感情が全面に出てしまう
・感情のコントロールが利きにくい
さまざまな感情をコントロールしづらくなり、怒りや悲しみなどが表出しやすくなる(感情失禁)
その他にうつや無気力・妄想や幻覚・暴言や暴力などの行動といった症状に発展する可能性があります。
振り返ってみれば私は脳血管性認知症ではありませんが、過去の出来事が断片的に欠落しています。
こうしたことを防ぐには、やはり高血圧を予防することが大前提にあると思います。
何故なら高血圧をそのまま放置すれば、いずれは脳血管障害や心臓疾患を引き起こす危険性が高くなるからです。
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。


