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身体と心のリハビリが脳について必要になってきます

公開日: : 脳内出血体験談

脳内出血は外見上、障害が残ったという感じはありませんでした。目と右足に障害が残りました。それに身体のバランスは少し悪くなっており、試行錯誤でリハビリをする事になりました。20年以上前の話です。私が選んだのはただ長時間歩くだけでした。

 

歩く事は本当に身体を強くしてくれます。身体の色々なところが正常に戻ってくるのです。リハビリのトレーニングは合計すると2年間、約700日を歩き続けました。手術後の数か月間、ずっと原因不明の微熱が続いた時も、歩き続ける事で平熱に戻りました。

 

効果はそれだけではなくあらゆる身体の調子を整えるのに役立ったと思います。そして放射線治療から2年後に、仕事が出来るように体調が戻ってきたのです。後遺症が眼にきた時はビックリしましたが、まぶしさも自然治癒で感じなくなってきました。

 

モノを見ても波打つ形で見えていたりしていましたが、なるべく遠くを見て焦点を合わせるようにしていたからでしょうか、これも徐々に無くなってきました。

 

当初は脚立の上に乗ると安定せず落ちそうになり支えが必要でした。階段を上がる場合も後ろに倒れる気がしたりバランスを崩す気がしていましたが、正常に戻ってきたのです。

 

身体は良くなってきましたが謎の声と格闘する事になってしまいました。これが一番厄介でした。やはり脳の血管障害のせいか、再就職した数年経ち忙しくなった頃から幻聴、幻覚に困りだしたのです。幻聴、幻覚の苦しさは、なった人でないと解らないと思います。

 

ところが妻が国立大学の講義で観たビデオの話が私にとってとても新鮮で、それ以降考え方が変わって来ました。それは幻聴からの命令で市民トイレに何日もこもっていた人の話でした。

 

それまで私は政治、経済、外交、軍事、文化、教育、その他、謎の声と話をするようになっていました。しかしその話を聞いてから、パッと納得したように改善しだしたのです。自分だけではないと認識したことが、私の脳にあるきっかけを作ったと言えます。

 

これがひとつの転機になりました。お医者さんのアドバイス通り、謎の声が現れても無視できるようになってきたのです。幻聴、幻覚の影響はだんだんと少なくなり、ひとつひとつの仕事が続けられるようになりました。

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