脳が喜ぶ生活習慣について
公開日:
:
未分類
いくつになっても頭が元気な方もいれば、50~60歳代で認知症を発症してしまう方がいます。
何故、人によってそのような差が起こってしまうのでしょうか。
それは「脳の老化」が影響を及ぼしています。
実は脳の老化は生活習慣の良し悪しによって、かなりの変化をもたらしてくるのがわかっています。
では「若々しい脳」を保つために、どのような生活習慣が推奨されるのか実例を挙げながら検証してみたいと思います。
〇オリーブオイルを摂取する
過剰な糖分や脂肪分を多く含む食品、そしてアメリカナイズされた加工食品を中心にした食生活を続けると、脳の老化が速まることがわかっています。
※過剰な糖分接種=脳の記憶力を減退させ、アルツハイマー病のような神経変性疾患を発症する確率を上昇させます。
〇空気の汚い場所での生活を避ける
当たり前のことですが、空気の汚い場所で生活を続けることは脳にとって良くありません。
実際に「ストローク」という医療雑誌によると、汚染された空気と脳の若年性老化の関係が実証されています。
例えば高速道路周辺に住んでいる人は血の汚れが酷く、「無症候性脳梗塞/隠れ脳梗塞」といった脳血管障害のリスクが高いという結果が報告されています。
〇お酒の飲み過ぎやタバコの吸い過ぎに注意
お酒やタバコを飲み続ければ、脳の細胞を破壊することがわかっています。
そしてそれを続ければ続けるほど、脳の老化は加速します。
ちなみにお酒は閑散期を設ければ害はないといわれていましたが、それでも大量飲酒をすることによって脳細胞の生産が40%低下することがわかっています。
〇ストレスをため込まない
健康を維持するうえで、ストレスをため込まない生活を続けることがベストだといわれています。
例えば慢性的なストレスは、テロメアと呼ばれる染色体の末端細胞の老化を司る配列を短くすることがわかっています。
「テロメアが短くなる→早期に健康問題を引き起こす」…つまりストレスが脳障害のリスクを上昇させるのです。
〇頭は使わなければダメになる
若々しい脳を維持するためには、脳を使い付けることだといわれています。
もちろん難しい問題を解く必要はありません。
脳を活性化するためにちょっとしたトレーニングを続けることに意味があります。
例えば(日常的に)読書や料理をしたり、流行のクロスワードパズルをするのも効果的だといわれています。
※実際にクロスワードパズルは薬物より認知機能の低下防止に効果があることがわかっています。
上記に明記した内容は、誰でも簡単に実行することができます。
そしてあとはそれを続けるだけです。
関連記事
-
MRI検査をする理由について
初めて私がMRI検査を受けたのは、脳内出血で倒れた時だと思います。 もちろんその時は意識不明で
-
健常者には理解しにくい後遺症~高次脳機能障害~
脳血管障害の後遺症の1つに「高次脳機能障害」があります。 いったい高次脳機能障害とは、どのような障
-
ネット副業という仕事があって、本当に良かった!
自分自身で健康管理をないがしろにした結果、30歳代という若さで右片麻痺を発症してしまった私も、すでに
-
資格をもとに近所のアルバイトを応募~どうしようもない挫折感~
毎日の日課である1時間の散歩の途中に見つけたアルバイト求人…。 新聞の折り込み欄や広告に掲載さ
-
障害者手帳の等級の違いについて
身体障害者手帳は「障害認定基準」によって定められています(=身体障害者障害等級表)。 私は身体障害
-
仕事に復帰できると信じていた…
私は自分自身の中で意識が明確になればなるほど、ある不安がよぎり始めていました。 それは、一向に
-
障害者の仕事と収入を考えてみる
私のように人生の途中で障害者になってしまうと、否応なしにいろいろな部分が見えてきます(=障害者と健常
-
脳血管障害に欠かすことができない画像診断~CTスキャン~
脳血管障害の有無をチェックする場合、必ず行われるのは画像診断(CTスキャン)です。 CTスキャンは
-
残り若干名様のみの提供とさせていただきます。
副業で稼げる方法をお渡しします。 残り若干名様のみの提供とさせていただきます。
- PREV
- 脳梗塞は完治する病気へ変わり始めている
- NEXT
- 若々しい脳を保つためにやるべきこと!