発症するまでは飛び切り元気で健康な身体でした
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脳内出血体験談
私が脳内出血を起こしたのは33歳の時です。仕事もドンドンやっていて部下もおり、家庭には1歳ちょっとの長男もおり順風満帆な生活の中での発症でした。
それはお風呂からあがってきて、リンゴュース大瓶6本が入っている箱を2ケース車のトランクまで取りに行き、両手に持って歩いた時にブチッと音がした事から始まりました。
あの時リンゴジュースのケースさえ持って歩かなかったら、とも後になって思いました。しかし、いずれにせよ何歳になって発症しても危険を伴う事になり、車やバイク、フォークリフトなどの運転中でなくてよかったと思っています。
とにかく頭が割れそうに痛くなり、今まで病気知らずだったのでちょっと楽観的に考えて激痛のまま2日間会社に行って仕事をしていたのです。
自分でも信じられませんが、頭部に激痛が走り半分目が見えない状況下で仕事をして帰ってきました。そしてさすがにおかしいと3日目に、心配してくれていた妻が先に市民病院に行き先生に話をしてくれていて、病院に着くとまず車いすに乗せられました。
病院に行く時も人に当たったり、電車の切符を買うのにお金を入れようとしても3回失敗し4回目にやっと切符が買えたのです。本来なら救急車での搬送でもおかしくない状況だったのでしょう。
車椅子に乗せられてCTを撮りに行きました。そしてCTスキャン上脳内出血を認められて急きょ入院。仕事、仕事という会社人間でしたが、脳の中で出血していると聞き力が抜け2日ほどぐっすりとベッドで寝ていたのです。
皆さんも急に重たいものを持ったり、お風呂上がりののぼせた状態で荷物を持つことは充分気をつけられた方が良いと思います。
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