*

脳内出血の患部を外科手術でもってして最悪の事態は失せました

公開日: : 脳内出血体験談

脳外科手術をしましたが、この時点では幸い脳梗塞のように麻痺が残ったと言う事はなく目が依然としておかしくモノを見る場合サングラスが必要でした。又体温が私の場合で36度台で収まっているのが37度以上を超えて高い水準で推移していました。

 

とにかく仕事には復帰したのですが、上手くいかず退職と言う事になり、1年間くらいの金銭的な蓄えはありましたので、リハビリをしようと考えました。妻と2人3脚で子供を育てつつリハビリをする事にしたのです。何をしたかですがこれは非常に単純です。

 

妻と子供と3人で散歩をしたのです。手術後はフェノバールの粉を飲んでいました。それで3人で市内を天候に関わらずずっと歩いていました。身体が慣れて来ると1人で歩き、距離を増やしました。

 

膝はしびれたりチクチクした痛みがありますし、歩いている途中でもめまいが起きた事もありました。朝の9時から夕方の5時くらいまでゆっくりと歩いていたのです。雨の日もギラギラ太陽のもとでも歩いていたのです。

 

半年ほど続けていますと驚く事に体温が平熱になってきたのです。36度少しになってきました。めまいもありません。ただ右足の親指とその隣の指のしびれは治りませんでした。目は相変わらずちょっと目つきが悪く思えるのでセルロイドの眼鏡をかけて歩きました。

 

新しい仕事に就くまでにリハビリに半年かかりました。その後脳の正中の患部をガンマーナイフで放射線治療をしかけたのですが上手くいかず、私の住む近くの国立大学病院を紹介してもらいリニアックナイフと言う国産の器具で放射線を使いました。

 

24グレイで焼いて病巣を消滅させる事になりました。これは直ぐに治療結果は解らず何年かかけて消えていきます。私の場合は6、7年くらいかかったのではないのでしょうか。幸い就職出来たので次男も生まれ、ちゃんと給料とボーナスもあり生活出来た訳です。

 

ここで喫煙と脳の病気ですが、私はよくタバコ吸うので脳に良くないと皆さん言われます。ひょっとしたら喫煙が原因で脳に影響を与えたのかもしれないのです。脳梗塞との関係はいろいろ言われますがタバコを吸えば血管が収縮します。

 

動脈硬化を引き起こしてしまいますし血中のニコチンは血管を傷つけ動脈硬化の血栓を作ることにもなります。ひょっとしたら外科的手術で取り除いた奇形の血管や良性腫瘍も確かにその通りでもタバコや脂系の食べ物の遠因があるかもしれないと思うのです。

もう20年以上前の話ですから何とも言えませんが私は顔によく皮脂がたまっていたりしていましたから脂っこい血管になっていたのかもしれません。今はそう言う事はなくきれいな肌と言われるので、もしかしたらもしかするぞ。と思うのです。

 

筋肉トレーニングをしたりしていたのにジュースの瓶の箱を2ケース持ったくらいでは血管が破裂することなどないのではと思うのです。

 

と言う事は毎日あぶらっこいものを食べてタバコを吸っていると動脈硬化となり血栓を作り、脳の血管を詰めてしまう事になりやすいのではないかとも思えます。そして身体にと言うより血管に異常をきたし、最後には血管をつめてしまう事になります。

 

そう言う生活は案外身体に負担がかかるのではないかと考えてしまうのです。

脳梗塞の時にも身体自体が発症しやすい事になっていますと危険ですので急激な温度、頭に血が上ると言ったように落ち着くところは精神的に落ち着いて精神科の受診も必要かもしれません。人によっては精神安定剤も効き目があると思います。

関連記事

no image

脳血管障害と労働時間の関係性について

一応、安倍晋三内閣総理大臣の肝いりで施工された「働き方改革法案」。 この働き方改革法案の意味す

記事を読む

no image

脳に損傷を受けた場合脳波を調べます

脳内出血をし、そして外科的治療を施した場合、気になるのは脳波です。外見上全く普通に見えたとしても、脳

記事を読む

no image

私が手術を受けた開頭血腫除去術について…

さかのぼる事、1997年3月13日、脳内出血で倒れた私は大阪の日本橋病院に入院→手術を受けました。

記事を読む

no image

脳血管障害や心筋梗塞に必要な水分補給

夏になると脳血管障害や心筋梗塞が発症しやすくなると言われています。 その原因の1つに「体内の水

記事を読む

no image

長時間の昼寝は危険な兆候

少し前に、テレビ(NHK)で「間違えると怖い 睡眠の新事実」という番組が放映されていました。

記事を読む

no image

心原性脳梗塞について

脳血管障害(脳梗塞や脳内出血)は、脳の血管に障害が起こった時だけに発症する病気だと思っていませんか?

記事を読む

no image

退院後、3ヵ月目のMRIの結果

4月25日、済生会病院で脳動脈瘤のMRIの検査結果がわかりました。 診察室に入る前、どうしても

記事を読む

no image

脳内出血とうつ病と自殺について

私自身、脳内出血になって手足が動かないことを知った瞬間、ある想いだけがずっと脳裏をよぎっていました。

記事を読む

no image

母がグループホームに入所しました。

ケアマネージャーや家族や親族の助言によって、母をグループホームに入所させることになりました。

記事を読む

no image

母が2回目の肺炎になってしまった。

実は現在、母親が肺炎で入院しています。 1度目は去年の暮れ…施設の担当者から「微熱が続く・身体

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


no image
睡眠薬と睡眠改善薬、いったい何が違うの?

「睡眠薬・睡眠導入剤・睡眠改善薬」などのように睡眠薬に関する用語は、想

no image
脳に関する豆知識

勉強で「私は毎日、脳を酷使している」と自負していても、、脳についてしっ

no image
漢方薬の睡眠剤と睡眠を促進する薬について

施設に入所している母は、今年で90歳になります。 気付いたら施設

no image
MRIとCTの違い(重要性について)

今年の3月、小学校からの幼馴染が会社の健康診断を受けたんだけど…後日、

no image
母親の介護保険被保険者証について

母親は3年前から介護保険サービスを利用していて、その時に「要支援・要介

→もっと見る

  • ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。 ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。 ボバース記念病院に通院した体験談

  • 私は人生に行き詰った時霊場を訪れ、神様の力を得ようと勤めています。 (病気のため、ペースはゆっくりです。) 写真は、霊場高尾山から見た富士山です。

  • 私の尊敬するトムハンクスの手形です。 海外旅行ができるのもひとえにネットビジネスのおかげです。 ネットビジネスは平等に可能性をもたらしてくれます。 私の人生は、非常に幸運なものでした。 (2012年5月撮影 ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターにて)

  • このコミュニティセンターでは、情報交換はもとより様々な内容を書き込んでいこうと思っています。 当然のことですが、私の情報商材を購入してくれた方/これから購入して頂ける方も入会して頂きたく思います。 また私ごとですが、これを機会に「この情報商材は良いぞ!」と思った場合、随時購入しようと考えています。 SNSで情報商材の内容を漏らすことはできませんが、契約違反にならない程度に情報交換をしようとも思っています。
  • メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

    8人の購読者に加わりましょう
PAGE TOP ↑