脳梗塞と勘違いされる「白質病変」
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脳内出血体験談
去年の暮、私は小脳梗塞で約2カ月間入院しました。
しかし私の場合、小脳梗塞が本当に小さかったことから、まったく後遺症がありませんでした。
そして入院期間中、(時間があったので)改めてネットで脳梗塞について勉強しました。
ある時、脳梗塞と勘違いされる「白質病変」というネット記事が載っていました。
画像をみると本当にソックリで、脳梗塞も白質病変も脳で白く濁った部分が見えるのです。
もし白質病変なのに脳梗塞と診断されてしまったら…患者さんの中にはあまりのショックで、「頭が真っ白になってしまった」かもしれません。
では白質病変とは、いったいどんな病気なのでしょうか?
実は白質病変は血管性認知症の初期症状の状態で、認知症になる一歩手前の状態だと言われています。
そんな白質病変は脳の細い血管が硬くなって、血流が滞ったためにできてしまった状態を指します。
※血管の中の水分が外に滲み出てしまう状態。
そして白質病変は脳の深層部に発症して、その結果として神経線維の繋がりが悪くなり…記憶力が低下する危険性があります。
次に白質病変の具体的な症状について触れてみます。
〇断片的に(まだらに)認知機能が衰えます。
これが意味するところは、できる部分もあるのにできない部分も出てくる状態を指します。
例えば記憶力や判断力はしっかりあるのに、空間認識力だけが低下してしまうケースです。
〇少しの段差につまずいてしまう。
例えば白質病変がなければ、障害物があったら目で見て瞬時に判断することができます。
しかし白質病変ができてしまうと途中で情報伝達が途切れてしまって、ちょっとした段差の判断ができなくなるケースです。
〇食事中にせき込む。
脳に問題が無い場合、食べ物や飲み物が食道に入ると気管にフタがされます。
しかし白質病変を発症してしまうと、気管のフタが開いてしまうことがあるのです。
そうすると食べ物が気管に入ってしまい…せき込んでしまうケースです。
上記に明記した内容が、白質病変の症状になります。
白質病変は50歳前後からでき始めるといわれていて、如実に50歳以上の人に発症する傾向にあります。
もちろん白質病変ができない人もいますが、日本人の約70%は発症する傾向があるそうです。
最後に白質病変(認知症の初期症状)を予防する方法について触れてみたいと思います。
〇1日30分の散歩をする。
散歩は血圧を下げるためで、それが効果的に表れるのは散歩です。
〇地中海料理を食べる。
地中海料理には「オレイン酸・DHA・EPA」が豊富に摂取でき、高血圧や動脈硬化を予防することができます。
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。


