*

脳梗塞と小脳梗塞

公開日: : 脳内出血体験談

脳梗塞と小脳梗塞には、いったいどんな違いがあるのでしょうか。

脳梗塞は脳の血管の一部が詰まることよって血液が循環できなくなり、その結果として細胞が壊死してしまう病気です。

そして脳梗塞の主な症状は頭痛や吐き気・嘔吐やめまいから始まり、身体の左右どちらかの一部の手足がしびれたり麻痺してしまいます。

さらにろれつが回らなくなったり…。

※ちなみに左脳が傷付いた場合、言語障害を発症する危険が大きいです。

では小脳梗塞よは、いったいどんな症状を発症するのでしょうか。

まず小脳の働きについて触れてみたいと思います。

「小脳=運動機能や身体のバランス機能など、さまざまな役割を担っている。」

そんな小脳が梗塞を起こしてしまったら…。

大きな特徴な症状として、(人にもよりますが)手足や口・眼といった動きが円滑に行えなくなります。

例えば私の場合、立ち上がろうとしても頭がフラフラしてしまい何度も倒れました。

よく漫画で目がクルクル回って倒れ込んでしまう画が登場しますが、まさしくその通りの状態に陥ります。

※スマホで病院に電話をしたいと思っても、電話の位置さえ触ることができませんでした。

どちらにしても何もできない状態が続きます。

それと言語障害ですが、私に関してはしっかり話すことができたと思います。

嘔吐もありませんでした。

※ただ過呼吸状態に陥り、息も絶え絶えになりました。

このように脳梗塞と小脳梗塞は同じ脳の病気でありながら、若干の違いがあるのです。

次にリハビリついて触れようと思います。

基本的に脳梗塞も小脳梗塞も、早期のリハビリが必要になります。

脳梗塞は麻痺した側の手足を徹底的にリハビリします。

※集中治療室の中でリハビリをすれば、回復は速まります。

小脳梗塞は基本的に弱った体幹をサポートすることがメインのリハビリになります。

例えば寝ころんだ状態から「あぐらをかく→四つん這いになる→膝立ちをする」等々。

私の場合、本当にラッキーなことに後遺症という部分がほとんどありませんでした。

ただ10日間あまりベッドの寝た状態だったので、身体中の筋力が衰えてしまって、その回復に対するリハビリがメインでした。

一度、脳内出血を発症した私は、脳梗塞のことも熟知していると思っていました。

でも小脳梗塞という症状があるとは…本当に知りませんでした。

言語障害がないから脳梗塞ではないと思っていました。

今回、小脳梗塞を患っていかに違う病気なのかということが身をもってわかりました。

これからどうなるかわかりませんが、何とか脳血管障害を発症しないように最善を尽くすつもりでいます。

関連記事

no image

脳血管性認知症について

「脳梗塞・脳内出血・クモ膜下出血」など、脳の血管が詰まったり出血が生じる疾患を脳血管障害といいます。

記事を読む

no image

コロナ感染症が脳を犯している?!?(アルツハイマー病)

母親が入所している施設は今、大変な状況になっています。 もちろん施設で母親たちの面倒をみてくれ

記事を読む

no image

脳内出血の患部を外科手術でもってして最悪の事態は失せました

脳外科手術をしましたが、この時点では幸い脳梗塞のように麻痺が残ったと言う事はなく目が依然としておかし

記事を読む

no image

脳の病気は手術後落ち着いてきましたが

脳を検査する場合、MRIが用いられることがあります。これはカテーテル検査、即ちアンギオほど大がかりで

記事を読む

no image

認知症が中~後期になると、どんな症状を引き起こすの?

認知症が中期症状になったら、いったいどのような状態を引き起こすのでしょうか?(それに対する対処法)

記事を読む

no image

大脳・脳幹・小脳

私たち人間の脳は「大脳・脳幹・小脳」の3つで構成されています。 その中で大部分を占めているのが

記事を読む

no image

脳血管障害と認知症について(アルツハイマー型認知症)

脳血管障害は、脳の血管が詰まり出血が発症する病気をいいます。 そして脳血管障害を発症すると、脳

記事を読む

no image

日常生活やリハビリ運動を阻害する「クローヌス」

脳内出血で倒れて、しばらくしてから本格的にリハビリ専門病院でリハビリテーションをしました。 そ

記事を読む

no image

生命保険会社について

私は新卒で就職した時に、会社に来る日本生命の外交員のおばあさんに強く勧められて、死亡保険2000万円

記事を読む

no image

何故怖い!脳血管障害

脳血管障害を発症した私は、その怖さを十二分理解しています。 ではみなさんは、本当に脳血管障害の

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


no image
母が2回目の肺炎になってしまった。

実は現在、母親が肺炎で入院しています。 1度目は去年の暮れ…施設

no image
現時点での母の状況について…

母が近くのデイサービスにお世話になって、3年目になりました。 認

no image
スナックで意識不明に!!!

5月2日、友だちと広島旅行へ行く前夜にスナックで飲んでいました。

no image
MRIの結果が出ました!

1年に一度のMRIの検診の結果が出ました。 すぐに結果発表といき

no image
日常生活やリハビリ運動を阻害する「クローヌス」

脳内出血で倒れて、しばらくしてから本格的にリハビリ専門病院でリハビリテ

→もっと見る

  • ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。 ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。 ボバース記念病院に通院した体験談

  • 私は人生に行き詰った時霊場を訪れ、神様の力を得ようと勤めています。 (病気のため、ペースはゆっくりです。) 写真は、霊場高尾山から見た富士山です。

  • 私の尊敬するトムハンクスの手形です。 海外旅行ができるのもひとえにネットビジネスのおかげです。 ネットビジネスは平等に可能性をもたらしてくれます。 私の人生は、非常に幸運なものでした。 (2012年5月撮影 ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターにて)

  • このコミュニティセンターでは、情報交換はもとより様々な内容を書き込んでいこうと思っています。 当然のことですが、私の情報商材を購入してくれた方/これから購入して頂ける方も入会して頂きたく思います。 また私ごとですが、これを機会に「この情報商材は良いぞ!」と思った場合、随時購入しようと考えています。 SNSで情報商材の内容を漏らすことはできませんが、契約違反にならない程度に情報交換をしようとも思っています。
PAGE TOP ↑