若々しい脳を保つためにやるべきこと!
公開日:
:
脳内出血体験談
当然のことですが年齢を重ねていけば、脳も衰えてきます。
しかし脳をイキイキとさせる方法があるのをご存知でしょうか?
これをしっかり行えば、脳の衰えを抑制することができるので、是非みなさんも試してみてください。
〇ちょっとしたウォーキングなどの運動を習慣づける。
運動を習慣化することによって、脳の記憶を司る海馬の収縮を防ぐことができます。
実際にあるグループが研究した所によると、
ウォーキングなどの運動を6ヵ月続けたグループは脳の記憶領域を最大で2%拡張→しかし坐ったまま過ごしたグループは逆に1%収縮したというデータが報告されています。
〇健全な食生活は脳にも好影響を与える。
身体に良い食生活をすれば脳のパフォーマンスを引き上げることができます。
例えば脳の栄養源といわれる糖質の場合、加工されて精製された糖質を大量に摂取すると、食後に血糖値が急上昇するだけなく脳にも悪影響を及ぼすと言われています。
事実、未精製の糖質を摂取し続けた場合、血糖値はゆっくりと安定的なカーブを描くため、一定のエネルギーが維持されるだけでなく脳にも優しい!
〇社会的な活動をする。
社会的な活動を続けている人の脳は、脳の動きを活性化するといわれています。
これも実際に多くの研究が行われていて、活発な社会活動をしている人は認知機能の低下を抑制するという結果が得られています。
※逆に社会的に孤立した人の場合、脳の動きが緩慢になり、結果としてやる気がなくなったり怒りやすくなるといった障害が発症しやすくなります。
〇知的な活動をする。
例えば新しいことに挑戦したり学んだりすることによって、脳内の神経ネットワークが増えると言われています。
実際にさまざまな研究結果から、知的な活動をしている高齢者の認知能力の衰えは少ないことが実証されています。
〇リラックスタイムを設ける。
ストレスが溜まると「糖尿病・高血圧・心臓病・胃痛・下痢・便秘・腰痛・更年期障害」といったさまざまな病気を発症します。
そして当たり前のことですが、ストレス過多は脳にも悪影響を及ぼします。
そうならないようにするため、私たちは普段からリラックスできる時間ができるように心掛ける必要があります。
※身体だけでなく精神も休むことが重要。
上記に明記した脳を活性化させる方法は、決して難しいことを言っている訳ではありません。
誰にでも簡単にできることです。
是非みなさんも「時間が取れない」と回避するのではなく、少しずつでいいので実行してみてください。
ちなみに私はリラックスすることに力を注いでいます。
関連記事
-
-
母の認知症~3ヵ月が経過~
1月31日、脳梗塞から認知症を発症して約3ヵ月経過しました。 専属のケアマネージャーも付き「要
-
-
脳血管障害の原因~それに伴う患者と看護師~
ここでは、改めて脳血管障害(脳梗塞)が発症した原因について考えてみたいと思います。 脳梗塞は大
-
-
冬場の脳血管障害~ヒートショック~
今年の冬は暖冬と予想されていますが、それでも確実に寒い冬はやってきます。 そして冬場になると、
-
-
心原性脳梗塞について
脳血管障害(脳梗塞や脳内出血)は、脳の血管に障害が起こった時だけに発症する病気だと思っていませんか?
-
-
脳内出血とうつ病と自殺について
私自身、脳内出血になって手足が動かないことを知った瞬間、ある想いだけがずっと脳裏をよぎっていました。
-
-
脳に損傷を受けた場合脳波を調べます
脳内出血をし、そして外科的治療を施した場合、気になるのは脳波です。外見上全く普通に見えたとしても、脳
-
-
脳梗塞後遺症と再生医療について
私は脳内出血を発症したことによって、右片麻痺を発症しました。 そして約20年間、右片麻痺の後遺
-
-
脳血管障害と緑茶&コーヒーについて
脳内出血を発症した私は、普段からブラックコーヒーを1日3~4杯飲むようにしています。 そして今
- PREV
- 脳が喜ぶ生活習慣について
- NEXT
- 傷付いた脳は回復する!?!~脳に秘められた回復力~