脳血管障害と緑茶&コーヒーについて
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最終更新日:2019/07/25
脳内出血体験談
脳内出血を発症した私は、普段からブラックコーヒーを1日3~4杯飲むようにしています。
そして今では、コーヒーを飲まなければ1日が始まりません。
また最近、私は2~3杯の緑茶も飲むようになりました。
コーヒーは脳血管障害の予防になると知っていましたが、実は緑茶も脳血管障害の予防効果があると知ったからです。
ちなみに緑茶の杯数によって、次のような症状が報告されています。
〇男性で1日3~5杯緑茶を飲んでる人
脳血管疾患の死亡リスク→29%低下/呼吸器疾患の死亡リスク→28%低下
〇女性で1日3~5杯緑茶を飲んでる人
脳血管疾患の死亡リスク→26%低下
ではどうして、緑茶を摂取するとこうした死亡リスクが軽減するのでしょうか。
実は、これには明確な理由があるのです。
1.緑茶に含まれるカテキンに、血圧・体脂肪・血糖値を改善する効果があるため。
2.緑茶に含まれるカフェインが、血管内皮の修復を促し血管を健康に保つため。
3.カフェインに気管支拡張作用があり、呼吸器機能の改善効果があるため。
上記に明記した内容が明らかになったため、緑茶が脳血管障害に効果があると広まったのです。
ちなみに、コーヒーも脳血管障害の死亡率リスクを軽減することで知られています。
これは、「JPHC研究」による追跡調査から明らかになったモノです。
コーヒーをほとんど飲まないグループを基準として比較した場合…。
1.コーヒーを1日1~2杯飲むグループ→約15%死亡リスク減。
2.コーヒーを1日3~4杯飲むグループ→約25%減。
上記に明記したことからもわかるように、コーヒーを飲むことによって死亡リスクの数値を改善することができるのです。
ただし緑茶でもコーヒーでも注意しなければいけないことがあります。
それはカフェインを摂取しすぎないことです(200mg以下)。
何故なら摂取し過ぎると、カフェイン中毒を発症する危険性があるからです。
「動機・めまい・吐き気・胃痛・頭痛・不眠症」
そして酷い時は、動けないくらいの中毒症状が現れます。
カフェイン成分を摂取すると無理やり身体を元気にしますが、効果が切れると一気に元気がなくなってしまうからです。
またカフェイン中毒の症状には、精神的疾患を含むこともあります。
「イライラする・気持ちが不安定になる・集中力がなくなる」等々。
さらにカフェイン中毒が重篤になると、カフェイン摂取過多によって救急搬送や死亡するケースも…。
事実、過去5年間で「3人が死亡/101人が救急搬送」と報告されています。
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