脳に関する雑学
公開日:
:
最終更新日:2023/11/25
脳内出血体験談
これまで自分自身に起こった脳内出血(&小脳梗塞)と、認知症を発症した母親のことについてブログしてきました。
そして今月は、今まで気になっていた脳に関する雑学について書いてみたいと思います。
みなさんも「そうだったの?」と勘違いをしていることもあるかもしれません。
〇人間の脳は10%しか使っていない。
私自身、最近まで「脳は10%しか使っていない」と思っていました(笑)
これは大きな勘違いで、実際は100%脳は使っています。
それどころか私たちが寝ている間も、絶えず脳は働いてます。
※睡眠中の脳は、昼間に溜まってしまった老廃物(いらない情報)を除去しています。
〇地球上でもっとも大きな脳を持っているのは人間。
残念ながらこれも勘違いで、最大の脳を持っているのはマッコウクジラなんです。
その大きさ(脳の容量)は、人間の5倍あります。
※ちなみにマッコウクジラはその脳のおかげで、大半の哺乳類より頭が良いと言われています。
例えばマッコウクジラはコミュニケーション能力が非常に優れていることもわかっています。
それと訓練をすれば鏡を見て自己認識ができるだけでなく、海中の機雷や行方不明者を探すこともできると言われています。
〇幼少からクラシックを聴かせて育てると、頭の良い子どもに育つ。
これも私は信じていて、子どもの胎教としてベートーベンやシューベルトを聴かせていました(苦笑)
※実際に子どものIQは高くありません(いたって普通)。
でもですよ…音楽でもスポーツでも幼少の頃から始めるとうまくなると思うんですよね!?!(今でも信用しきれていない自分がいます)
〇脳自体に痛みを感じることはない。
これは本当のことで、私自身も知っていました。
例えば脳の手術をする時に全身麻酔をしますが、脳自体は麻酔なしで手術をしても(メスで切っても)痛みは感じないといいます。
ちなみに頭痛はどうなんだろう?!?という疑問が…。
頭痛を発症すると、脳の中で脈を打っているように感じるじゃないですか?
この脈を打っているように感じるのは「筋肉の緊張・副鼻腔の問題・血管の狭窄」などが原因で、脳以外であることがほとんどです。
〇脳の有益な行動の1つに「忘れやすい」ことが挙げられる。
この「忘れやすい」という脳の構造は、まったく知りませんでした。
実は脳には、「記憶したことを忘れるメカニズム」が備わっています。
例えば取るに足りない情報を仕入れたとしたら、そんな情報のために脳の貴重な保存スペースを無駄遣いさせないようにすることが、脳に組み込まれています。
※確かに絶対に忘れてはいけないことは、しっかり覚えていますね!
今回はちょっとした脳の雑学について説明しました。
また何かの機会があったら、脳の計り知れない機能について触れてみたいと思います。
関連記事
-
-
2ヵ月の入院の後の母親の変化
私が小脳梗塞で約2カ月間の入院を余儀なくされました。 その間、母親はどうしていたのかというと、
-
-
脳血管性認知症について
「脳梗塞・脳内出血・クモ膜下出血」など、脳の血管が詰まったり出血が生じる疾患を脳血管障害といいます。
-
-
コロナ感染症が脳を犯している?!?(アルツハイマー病)
母親が入所している施設は今、大変な状況になっています。 もちろん施設で母親たちの面倒をみてくれ
-
-
高次脳機能障害について
みなさんは「高次脳機能」という言葉を知っていますか? 私たちの脳はとても高度な働きをしていて、
-
-
脳内出血を起こし脳神経内科に入院する事に
市立中央市民病院で、CT上に脳内出血が認められた私は即座に脳神経内科に入院となりました。そしてベッド
-
-
スナックで意識不明に!!!
5月2日、友だちと広島旅行へ行く前夜にスナックで飲んでいました。 私は基本的に下戸、もちろん友
-
-
脳血管障害や心筋梗塞に必要な水分補給
夏になると脳血管障害や心筋梗塞が発症しやすくなると言われています。 その原因の1つに「体内の水
-
-
友だちがくも膜下出血を発症!!!
2024年1月、友人たちと新年会をしていた時、その中の1人が「あかん、なんか急に頭が痛くなった」と…
-
-
脳内出血の患部を外科手術でもってして最悪の事態は失せました
脳外科手術をしましたが、この時点では幸い脳梗塞のように麻痺が残ったと言う事はなく目が依然としておかし
-
-
身体と心のリハビリが脳について必要になってきます
脳内出血は外見上、障害が残ったという感じはありませんでした。目と右足に障害が残りました。それに身体の
- PREV
- 高次脳機能障害について
- NEXT
- 高齢者のインフルエンザについて