病院は病気を治療する所ですが検査ばかりしなくてよかったです
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脳内出血体験談
最初の市民病院の脳神経内科、脳神経外科の入院はナースさんがおおよその事を見てくれました。大部屋でほかの患者さんの具合からかもしれませんが、こまめに覗きに来てくれていたと思います。
元気な身体で脳内出血しただけですから、私に対しては細かく気を配る指示は殆ど出ていなかったようです。これがマヒや失明などしていると対応が違っていたと思います。
病院側も患者さんの容態で扱いが変わるのは当然ですし、良心的な病院であればかえって何もしないという事もあるのでしょう。
今でもいろいろな検査をする病院はあるようですが、私の入院代はそれ程高くなかったですし、必要な検査だけで余分な事はしなかったのです。高額医療にはならず助かりました。比較的若くそれまで健康だったので、特に追加する検査もなかったようです。
一方で脳外科の専門の病院は医師の腕は良く看護師さんもよく動いていたのですが、病室はかなり狭く救急車が常に入ったりでドタバタしている感じがしました。手術は専門で慣れていて上手いのですが、その後のケアと言う点ではあまり良かったとは思えません。
また大学病院はベッドの置いてあるスペースが広く取られていて、自分で買ったテレビもおけるようになっていました。比較的自由に入院生活が送れると言う点では良かったと思っています。
市民病院、脳外科の病院、国立大学付属病院と入院しましたが、病院側にすれば頭の血管が破裂したくらい、よくある話なのでしょう。本人と家族は心配して何か治療を、と思いますが、とりあえず緊急処置が必要でないと判断されれば特にこれと言った治療もないので、検査と様子見で入院しているような状況でした。
医師は死と重度の後遺障害を考えますので、入院してもほったらかされていた、という事は、つまり死なないと判断し手術するだけで良いと考えていたのかもしれませんね。
精神の病院、これは単純でして薬を合わせてゆっくり寝てもらう、安静にするのが一番という事らしいのです。静かな環境でゆっくり出来たので落ち着きました。
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