脳血管性認知症について
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脳内出血体験談
脳の細胞(ニューロン)は180億個あると言われていて、まだ数分の1しか機能がわかっていないともいわれています。
そんな脳の細胞は非常に繊細で、ちょっとした変化ですぐ機能を失います(死滅)。
例えば脳への酸素不足がそれにあたります。
脳内で血栓ができれば、血液が阻害され阻害部分より先の脳細胞は死滅してしまいます。
※脳内出血や脳梗塞といった症状がこれに当たります。
実はそうした症状の1つに「脳血管性認知症」があるのです。
私の母親も脳血管認知症を発症して(脳梗塞)、今の現状にあります。
※ちなみに認知症を発症している方の1/4は脳血管認知症です。
では脳血管認知症を発症してしまうと、どのような症状が起こってしまうのでしょうか?
〇物忘れといった記憶障害を発症してしまう。
〇見当識障害を発症してしまう(人物や時間・場所などの認識が難しくなる)。
〇実行機能障害を発症してしまう(物事を順序だてたり計画立てたりすることができなくなる)。
このように脳血管認知症を発症すると、上記に明記した症状を起こしてしまいます。
私の母親の場合、ラッキーにも四肢にまったく影響もなく、運動麻痺・知覚麻痺・言語障害にも問題は出ませんでした。
※物忘れはありましたが…。
しかし激しい妄想が起こりました。
母親は86歳ですが、母親の母親が生きていると勘違いして(目に見えるらしい)、母親の姿を追い続けたり…(生きていれば120歳)。
そして母親が姿を見せなくなれば、7年前に亡くなった父が現れたり…。
とにかく次から次へ母親の大好きだった人が現れてくるのです。
私自身、気がおかしくなるんじゃないかと思うほど悩みました。
朝昼版と時間は関係なかったからです。
一番しんどかったのは、朝2~3時頃にムクッと起き出し外へ探しに行こうとしたこと。
私自身の睡眠時間が奪われ、2~3時間程度しか寝ることができなくなっていました。
そんな時、偶然母親を納得させる言い訳が見つかったのです。
それは「親戚の家にいて仕事をしている」という内容でした。
母親にとって居場所がわかれば安心することができたんだと思います。
脳血管認知症(アルツハイマー病)は、高齢になったらだれでも発症する病気です。
「私は友だちも多いし、たくさん会話を楽しんでいるから大丈夫」…それでも発症する時は発症します。
認知症はさらに人数を増やしていくと思います。
「自分の母親が認知症になったらどうしよう!」と、考えておく必要があると思います。
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。


