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介護シューズについて

公開日: : 脳内出血体験談

現在、90歳になる母親は認知症専門の施設に入居しています。

去年までの母は足腰もしっかりしていて、月に1回の病院にも私と一緒に行っていました。

※距離して800mほどですが。

でも帯状疱疹になってから、急に体力が衰えてしまって…。

その時、普段母親の面倒を診て頂いているヘルパーさんが、「もしかしたら靴が履きにくくなったのかもしれませんよ」というのです。

実は母親は元気なころグランドゴルフを趣味としていて、足にフィットする運動靴を履いていました。

※実際に私は、その運動靴が一番履きやすいと思っていました(大きな勘違い)。

しかしヘルパーさんの話を聞いた時、(私自身が)大きな勘違いをしているのかも?と思うようになったのです。

要するに足にフィットするよりも、少しゆったり目のシューズがいいのでは!と…。

そして先日(2月10日)、初めて介護シューズを購入したのです。

ここで介護シューズについて説明したいと思います。

介護シューズは高齢者や障がいを抱えた方々が、日常生活を快適に過ごすために特別に設計された靴ものことを指します。

〇介護シューズの特徴

介護シューズは、歩行をサポートすることを主な役割としています。

例えばシューズを脱いだり履いたり…つまりそうした実用性を考慮して作られています。

それに加え「つまづきにくく、滑りにくい」設計となっています。

では実際に母親が介護シューズを選んだポイントについて話したいと思います。

〇フィット感の問題

例えば足に対して靴が過度に圧迫感を与えたり、逆に緩すぎて脱げてしまうことがあります。

※こうした靴を履いていると、外出や通院時の転倒リスクに繋がります。

つまり靴を履いた時、「指先が自由に動くか/かかとが靴の後部でしっかり支えられているか」をチェックします。

こうして施設に持ってきていただいた介護シューズを履きながら、母親の足にジャストフィットした介護シューズを選ぶことができました。

ちなみにこの介護シューズについて、私は「もう少し早く気付いてあげれば!」と反省しています。

というのも2~3年前までは、ある程度しっかりした母親の感想を聞くことができたかもしれなかったからです。

母親の現状をチェックしてみると「要介護3=認知症3」に進み、しかも耳も聞こえにくくなってしまっているからです。

※だからフィッターに頼るしかなかったのです。

ただし母親が介護シューズを履いて歩いている様子を見ると、違和感なく歩けているような気がします。

どちらにしても(遅ればせながら)、介護シューズを購入することができたことは良かったと思っています。

※ちなみに価格は5.000円程度でした。

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