60歳を境に急激に体力が落ちてしまった、、、ような気がします。
公開日:
:
脳内出血体験談
若くして若年性脳内出血を発症してしまった私。
それから数十年経ったわけですが、この年齢になって体力というか肉体的疲労が激しくなったと感じています。
「寝たのに疲れが一向にとれない/日に日に筋力が衰えてきたように感じる/何もやる気が起きない」
でも…どうして60歳という境目になって、急激に老化を感じるようになったのでしょうか?
例えば筋肉量のピークは20歳代で、それから徐々に筋肉量は減少していきます。
※事実、60歳代の筋肉量は20歳代の75%しかないと言われています。
それと同時に気になり始めるのが、腰や膝・関節痛の痛み…。
この部位の筋肉が低下してくると負荷がかかってしまい、節々に痛みが出てきます。
しかも筋肉の低下と痛みが続くとますます身体を動かさなくなり、さらなる悪循環に陥り老化が進んでしまいます。
※脳内出血を発症した私は(右片麻痺)、右膝のパワーが極端に弱くなっているような気がします。
※右足が上げにくくなり、歩行に注意が必要になります。
ちなみに身体的な要因と心理的な要因について明記すると…。
〇身体的な要因
身体運動機能と脳内出血後の疲労感の関係性についてもさまざまな報告がなされていますが、具体的な見解は示されていません。
ある研究によると、身体的な要因の尺度として「どのくらいの距離を歩くことができるのかを測定した検査結果」は、
脳内出血の疲労感と関連性はなかったと結論づけています。
※逆に疲労感を認めている報告があるのも事実です。
〇心理的な要因
脳内出血の疲労感と心理的な要因についても、以前として明白見解は得られていません。
※ただしうつ病や睡眠障害といった精神疾患は、脳内出血の疲労感に影響を及ぼす可能性があると言われています。
そうした状況下において私がしていることは…週2回リハビリ施設に通院して運動やストレッチをしていることです。
※それと天気が良い日は約1kmの散歩をしています(平均・週3~4回)。
私の場合、脳内出血は維持期に入っています。
※維持期…病状が安定していて、それにたいしてどのような行動を起こすかという時期です。
私がリハビリ施設に通っている目的は、継続的なリハビリを行うことによって足腰の能力の低下を防ぎ、
少しずつでも身体機能の向上を図ることを目指しているからです。
※そのリハビリ施設では3ヵ月に一度、機能低下を確認するための検査を実施していています
※筋力検査・握力検査・歩行検査・片足立ちによるバランス検査 → 3年通っていますが、全体の能力は向上しています。
もちろん頑張ってはいるのですが、やはり体力低下は否めません。
それでも継続しなければいけないのです!
関連記事
-
-
脳の病気は手術後落ち着いてきましたが
脳を検査する場合、MRIが用いられることがあります。これはカテーテル検査、即ちアンギオほど大がかりで
-
-
心原性脳梗塞について
脳血管障害(脳梗塞や脳内出血)は、脳の血管に障害が起こった時だけに発症する病気だと思っていませんか?
-
-
身体と心のリハビリが脳について必要になってきます
脳内出血は外見上、障害が残ったという感じはありませんでした。目と右足に障害が残りました。それに身体の
-
-
もし脳血管障害を発症し後遺症が残ったら…
1年前から週2回、リハビリ施設に通っています。 そのリハビリ施設は年配者が多く初めて会う時、必
-
-
脳血管性認知症について
脳の細胞(ニューロン)は180億個あると言われていて、まだ数分の1しか機能がわかっていないともいわれ
-
-
脳内出血後に自身の身体で変化した事は何か
私が脳内出血を起こして、医者は麻痺が残ったり動けなくなるかもしれないとして経過を見ていました。脳梗塞
-
-
本当に怖い夏バテ(だった)!!!(回顧録)
毎年のように猛暑による夏バテに悩まされている私…。 しかし今年は違いました…なんと6/末~7/
-
-
昨年、発症がわかった脳動脈瘤について
2021年の暮れ、母親の認知症(夜の徘徊)とそれにまつわるストレスが重なり脳梗塞を発症しました。
- PREV
- 介護士という職業について
- NEXT
- 介護シューズについて

ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。


