介護士という職業について
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最終更新日:2025/01/25
脳内出血体験談
私は2年前から週1回、介護士にサービスを要請してもらっています。
介護士とは特定の国家資格のような資格ではなく、単純に職種のことを指します。
具体的にいうと…「高齢者が安心して生活ができるように、介護保険施設や老人ホーム・個々の家庭などにおいて、高齢者の身の回りのお世話をする」ことです。
では実際に介護士がどのようなサービスを提供するのかというと…
〇身体介護
利用している高齢者の身体に直接触れて、身の回りのお世話をするサービスを「身体介護」といいます。
例えば「お風呂で身体を洗ったり洗髪をする(入浴介助)/トイレでの介助やおむつの交換をする(排泄介助)」だったり、
その他には「「移乗介助/食事介助/更衣介助」があります。
〇生活援助
利用している高齢者の身体に触れずに身の回りをお世話するサービスを「生活援助」といいます。
例えば「部屋の掃除をする/洗濯をする/調理をする」などがあります。
※ちなみに私の場合、キャベツや玉ねぎを千切りにしてもらったり卵焼きをお願いしています。
〇その他の支援
「レクリエーション提供/メンタル面のケア(高齢者との会話/コミュニケーション」があります。
※上記に明記した介護サービスは、施設によって異なります。
次に私が介護士のサービスを、何故受けるようになったのかを説明したいと思います。
そして私が住んでいる市における現状についても…。
母親の認知症が大きくなるにつれて、一番厄介だったのが夜の徘徊でした。
その結果、極端な寝不足の状態に陥り…小脳梗塞を発症してしまったのです。
それから約2カ月間、2つの病院で治療とリハビリをして、退院をするとすぐにケアマネージャーとの話し合いがありました。
それまでは「母親の介護なんて俺1人でもできる!」と思い込んでいたのですが、退院してからは無条件にすべてを受け入れることにしました。
母親を認知症型デイサービス施設に入居、それから(私は)週に1回介護サービスを利用すること…さらに週2回、リハビリテーション施設を利用することにしました。
それと市の現状についてお話したいと思います。
私の住んでいる市は山陰地方にあり、会社としての介護士の人数はわずか10人という少なさです。
介護士の平均年齢は50歳くらいだと思います(全員女性)。
朝8時から夜は12時までと本当に大変な仕事で、
介護士さんと話をしてみると、「正直やりがいというか各人が目的や理由があって介護士になった人」ばかりみたいです。
今でも親の介護に疲れて事件を起こしてしまう人がいますが、そういう人は「自分でできる!」と思い込んでいることが多いのではないでしょうか(以前の私のように)。
認知症による親の介護は、遅かれ早かれ必ずやってきます。
もしそうなったら、絶対に人の手助けを求めるようにしてくだい(するべきです)。
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