秋も気を付けなければいけない脳血管障害
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猛暑の夏が、ようやく終息を見せ始めてきました。
そして9~10月になると、朝夕の気温もぐっと下がり始めます。
実はその季節になると、血管事故(脳梗塞・脳内出血・心筋梗塞)が増加する傾向にあるのです。
しかもこうした血管事故の発症はシニア世代だけと思われていますが、30~40代の男女にも増え始めているのです。
ということでこの項では、秋口に気を付けなければいけない血管事故について考えてみたいと思います。
血管事故の場合、一番最初に考えられる事故は動脈硬化です。
例えば「加齢・運動不足・喫煙・偏った食生活」などによる不規則な生活習慣が続くと、血管内の壁にコレステロールなどの脂質が蓄積し、粥状の塊「プラーク」が形成されていきます。
そして、そのプラークが最初に動脈硬化を引き起こす危険性が高くなるのです。
また動脈硬化が進行すると、「血管内が狭くなる→血流が鈍くなる→血栓が発生」しやすくなります(血栓=血の塊)。
するとこの血栓が冠動脈で詰まってしまうと心筋梗塞を発症し、脳動脈で詰まってしまうと脳梗塞や脳内出血を発症することになるのです。
※ちなみに血管内にプラークができ血管壁がもろくなってしまうと、大動脈瘤破裂を発症する危険性もあります。
ここに、厚生労働省が発表した「平成28年人口動態調査・急性心筋梗塞による死亡数」が発表されています。
「10月の死亡者数は2,847人/11月は2,939人/12月は3,601人/1月は4,118人」と増え続け、2月以降は(夏に向けて)減少傾向にあります。
もちろんこうした死亡者数の原因は、気温の低下だけではありません。
夏の過ごし方にも関係があると言われているのです。
というのも夏の猛暑になると、のどごしのいい麺類やビールを飲む機会が増えてきます。
すると必然的に塩分や糖質の摂取量が増えてしまい、結果的に血圧や血糖値の上昇を引き起こしてしまうのです。
さらに上記に明記した夏を過ごして秋を迎えてしまうと、「寒暖の差が激しくなる/急に運動を始める(スポーツの秋)」などで血管事故を招く危険性が高くなっていくのです。
では私たちはそうした秋口に発症する血管事故に対して、どのように備えていけば良いのでしょうか。
〇少しずつでもいいので運動する習慣を身に付ける。
〇コレステロール値や動物性脂肪の少ない植物性原料を摂取するようにする。
夏から秋口になると、すべてのことが一気に変わろうとします。
その時にしなければいけないことは、上記に明記したことなのです。
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