健常者には理解しにくい後遺症~高次脳機能障害~
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脳血管障害の後遺症の1つに「高次脳機能障害」があります。
いったい高次脳機能障害とは、どのような障害なのでしょうか。
脳血管障害によって発症する後遺症には、片麻痺といった運動障害などがあり、そうした障害は多くの人が知っていると思います。
そうした障害はある意味、健常者でも理解できる障害だと思います。
しかし、高次脳機能障害は健常者には理解しにくい後遺症なのです。
何故なら一見しただけでは、「どこが障害なのか。」まったくわからないからです。
高次脳機能障害とは、人が人として生きていくために必要な機能が障害に合うことをいいます。
例えば 「記憶障害/注意障害/遂行機能障害/社会的行動障害/半側空間無視障害」等々が高次脳機能障害にあたります。
○記憶障害~事故や病気を発症する前に経験していたことが思い出せない/新しい情報が覚えられないといった障害。
○注意障害~周囲からの刺激に対して上手に反応することができなくなる障害(=気が散り、1つのことに集中することができない/エレベータの扉に気が付かない等々)。
○遂行機能障害~論理的に物事を考えることができない障害(=解決&分析)。
○社会的行動障害~感情のコントロールが上手にできなくなる障害(=お金を使い過ぎる/食べ過ぎる)。
○半側空間無視障害~左右どちらかの情景が見えないのではなく、見えているにも拘わらずその半分の情景を認識することができない障害。
実は、私も半側空間無視障害を発症していました。
例えば食事が並べられているのに、半分しか食べないこともありました(=認識できない)。
しかしさまざまなリハビリによって、約1年後には半側空間無視障害を改善することができました(=さまざまな刺激を与え続ける)。
このように高次脳機能障害は自分自身しかわからない症状だけに、非常に辛い障害でもあるわけです。
ちなみに高次脳機能障害を発症した本人が辛いこともわかりますが、もしかすると本人より周りの家族の方が辛い場合もあります。
何故なら目に見えない障害に苦しむ本人を、フォローし続けなければならないからです。
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
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