脳血管障害の主な治療法~血管内治療~
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ここからは参考までに、脳血管障害(脳梗塞/脳内出血)の治療方法について具体的に触れておこうと思います。
脳血管障害の主な治療方法の1つとして、カテーテル治療(血管内治療)があります。
(私もしています。)
脳内に流れる血流は、4本の血管を経由しています(=左右の頸動脈/椎骨動脈、合計4本)。
この4本の血管(血流)が、脳内全体を包み込むように張り巡らせているのです。
一昔前であれば、開頭手術をすることが脳血管障害のメイン治療法でもありました。
もちろんほとんどの開頭手術は脳内にダメージを与えることはありませんでしたが、治療する部分が脳内表面でなく脳内深層部の治療をする場合、脳内だけでなく神経組織へダメージを与える可能性が含まれていました。
神経組織にダメージを与えるということは、身体の一部に麻痺を発症させることを意味します。
そうしたダメージを回避するために考案されたのが、カテーテル治療です(1970年代以降)。
○カテーテル治療…
通常は、足の付け根の動脈(大腿動脈)から直径2mm程度のカテーテル(=ガイディングカテーテル)を挿入していきます
まず血管内に造影剤を投与し、レントゲンによって血管の流れを透視します。
レントゲンに透視された画面を診ながら、脳内の治療部分手前までカテーテルを持っていきます。
そしてカテーテルの中から直径0.5mm程度の「マイクロカテーテル」を誘導→治療部分をまで到達させ治療に当たります。
こうしたカテーテル治療の進歩によって、脳血管障害の治療法は目覚ましく進歩しました。
(患者さんの肉体的負担を軽減することはいうまでもなく、費用対効果の高さもカテーテル治療の強みでもあります。)
欧米諸国では早くから脳血管障害の第一線の治療法として認可されていましたが、現在では日本においても(1990年代)、ようやくカテーテル治療が認可されてきました。
安全性と有効性を兼ね備えたカテーテル治療の確立によって、開頭手術が激減したと考えて間違いはありません。
ちなみに2014年10月に脳血管障害で入院された磯野貴理子さんは、カテーテル治療によってたった2ヶ月で復帰されました。
これも、カテーテル治療の成せる技術だと思います。
(もちろん、早期発見された旦那さんあってのことです。)
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
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