脳血管障害の後遺症について
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脳梗塞や脳内出血といった脳血管障害を発症してしまうと、さまざまな後遺症に苦しめられることになります。
何故、さまざまな後遺症に苦しめられるという表現をしたかというと、脳細胞は私たちのすべての神経や機能を司っているからです。
つまり脳血管障害を発症した場所によって、後遺症の場所が変わってくるのです。
まずもっとも強い後遺症~それは「死」を意味すると思います。
事実、毎年数多くの方が脱血管障害で命を落としています。
次によく知られている後遺症は、片麻痺ではないでしょうか。
例えば脳血管障害によって脳の運動機能部分が壊死してしまうと、片麻痺という後遺症を残すこととなります(=右脳→左片麻痺、左脳→右片麻痺)。
(※壊死…「血栓=血の塊」ができることによって、脳細胞に栄養素が行き渡らなくなり死んでしまう状態をいいます。)
そして脳の視覚中枢細胞が壊死した場合、失明や視力障害といった視野障害が引き起こされます。
(※ちなみに私の場合、左目も視えているのですが、異常に視力も悪く物が二重に視えています。そして、右目は大丈夫でした。)
また脳の知的中枢細胞が壊死した場合、痴ほう症といった症状が引き起こされる場合もあります。
その他にも…
「失読(字が読めなくなる)/失書(字が書けなくなる)」といった言語障害。
「妄想や気分・感情の異常/記憶障害」といった感覚障害(=精神症状)。
「会話の減少/笑わない/すぐに泣いてしまう」といった情緒障害。
(※私も脳血管障害を発症して1年間程度、情緒障害に悩まされました。)
このように脳血管障害は自分自身だけでなく家族も含め、ありふれた日常生活すべてに重大な(悪)影響を及ぼしてしまうのです。
そして、そうした後遺症を発症した私から言えることは…
「不規則な生活習慣を改善し、妙な予兆に気付けばすぐに病院へ行く。」~ただ、それだけです。
ありふれた日常生活を過ごしていることがどんなに素晴らしいことか~脳血管障害を発症した者でなければわかりません。
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ボバース記念病院での貴重な体験は、私の中で色あせることはありません。
ちなみに私は3ヶ月に1度、今でもボバーズ記念病院に通院しています。


