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腎結石、尿管結石除去手術

公開日: : 尿路結石治療方法

2005年9月尿路結石の痛みと、父の死で、混乱していた事もあり、その当時のことは、鮮明には覚えていません。当時の日記がありました。
2005年9月23日の日記より

困った! 治らない。
一昨日夕方、救急で武蔵野赤十字病院で診察を受け、点滴二本と痛み止めのボルタレンを使い何とか帰宅。
ところが夜中に痛みが再発、更に痛み止めを使って、朝方まで持たせた。
昨日は、泌尿器科に受診して、エコーを撮ったが、両の腎臓に数個の石を確認。
痛みが収まっていた事もあり、薬を貰い、再診の日取りを決めて帰ってきた。
しかし、またまた、痛み。
昨夜から痛みが更に増してきた。今こうしていても、この激痛は酷い。
早朝、119番に電話して、石の爆破をしてくれる病院を聞いたが、判らない。
痛みが酷ければ、救急車出しますと言われたが、そこは、グッと我慢。

爆破出来る病院は知っているので、電話してみる。
「そうか、失敗。今日から三連休」と思ったが
明日、泌尿器科の先生が来るので、明日来てくれとのこと。
ひと安心するも、明日までこの痛み、我慢出来るだろうか?

これまでに数回この痛みは味わっている。
今回は、いつもに増しての激痛。
尿酸値が高いので、それで出来た石だと、昨日の医師は言う。
レントゲンには写らない石なので、レントゲンは綺麗なものだった。

さて明日まで、騙しながら過ごさねばならない。
それにしても凄まじい痛さである。
2005年10月1日の日記より
(西窪病院での尿管を広げるための管を入れる手術後です。)

現在 手術後の下半身麻酔の影響で 酷い頭痛の状態。
もう数日は この状態が続くようだ。
安静にして 頭を動かさずにいれば 大丈夫だと言いうのだがすごい頭痛。
長時間のPCは シンドイのでただ横になっているだけ。それにしても麻酔というのはこんなに辛いものか。勘弁してほしい。
2005年11月15日の日記より

11月7日に西窪病院に入院し、当日から準備段階の手術が始まった。
それほど大変な手術だとは思っていないので、気楽な入院だったが、とんでもなかった。

手術の内容から説明しよう。
左の腎臓に3センチ大の結石が確認されている。
数ヶ月前より、血尿があり、尿路の結石は自覚していたが、一ヶ月前より激痛。
その後尿管を広げる管を入れる手術をして、一ヶ月経過。
今回は、
1) 左後部わき腹に穴を開け腎臓まで管を入れる。
2) 尿管よりカメラを入れ、尿管に詰った石を腎臓まで押し上げる。
3) 尿管と腎臓の間で風船を膨らませて、尿管に石が落ちないようにする。
4) レントゲンを見ながら結石を超音波で破砕する。
5) 破砕した結石をわき腹の穴からかき出す。
7日は、そのわき腹からの「穴あけ手術」だった。
部分麻酔だと言うので、さほど気にも留めていなかったが、これが痛い。そりゃぁ腎臓まで穴開けるのだから大変な訳。麻酔は表面では効いていても、腎臓まで効いてる訳じゃないから、ズドンズドンと響いてくる。おまけに声や器具の音が聞こえるし、視覚と聴覚からも痛さが伝わってくる。もう堪らん。30分で終ったが、その時間の長かった事。でもまだ余裕。朝から飯を食わなかったから、
夕食は旨くもない病院食をバクバク食べた。
本ちゃんの手術は、全身麻酔なので無事終了したらしい(笑)気が付いたら、体中にいろいろ付けられて寝ていた。
喉が痛い。
チンチンが痛い。
お腹が痛い。
腰が痛い。
眠れないから夜が長い。いつまで経っても時間が進まない。看護士さんに何回も何回も時間を尋ねる。看護士さんの優しい言葉が嬉しい。
「独身なら結婚しよう」そんな事考えながら寝ている。優しい看護士さんは後日「川尻さん」と判明。
何しろ「おしっこ」が出る。あそこからも腰からも何しろ出る。それは当たり前で、ドンドン出して、残った結石を流さなくてはいけないから。これがアセロラ色。段々と色は変わるが、殆んど真っ赤。いつまで経ってもおしっこするのが辛い。痛いし違和感あるし。やはり結石の成分は「尿酸」らしい。
細かく砕かれて出てきたが、これで半分なんだそうだ。半分と尿路に詰った石は、分析に廻された。何が問題かは、分析結果でわかる。尿路に詰った石は、3個あったらしく、米粒のように角が取れ、白かったという。これは私自身は見ていないが、以前、自然に出た時に見たのと同じようだ。家に帰り、写真を撮るのにビニール袋から開けたのだが、その時「舐めて」みた。無味だった(笑)

まだ、以前に入れた管の除去手術が残っている。嫌だな!

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