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脳梗塞と再発を考える

公開日: : 未分類

相変わらず、脳梗塞は生命の危険を脅かす病気であることは間違いありません。

しかし最近になって、脳梗塞を発症しても3時間以内にある薬を投与すれば、片麻痺などを回避することができるようになりました。

その治療薬を「血栓溶解療法(t-PA治療)」といいます。

ただ脳梗塞を発症した人が、全員3時間以内に血栓溶解療法ができるわけではありません。

例えば周りに人がいなければ、到底3時間以内の投与は無理になります。

そんな脳梗塞を発症した人にとって、もっとも気がかりなことといえば、やはり再発率の恐れだと思います。

事実、脳梗塞の再発率は3年以内なら20~30%と高い数字を示しています。

ちなみに脳梗塞が1年以内に再発する確率は、「ラクナ梗塞→約5%・アテローム梗塞→約6%・心原性梗塞→約8%」という統計が出ています。

では脳梗塞の再発率を極力避けるために、私たちはどうする必要があるのでしょうか。

○医師によって処方された薬を続ける

脳梗塞を発症した人の中には病状が良くなったと勘違いして、医師から処方された薬を辞めてしまう人がいます。

これは、非常に危険な行為といえます。

何故なら血圧が安定し血栓ができなくなっているのは、薬を処方しているからです。

当たり前のことですが薬を辞めてしまうと次第に血圧が上昇し、その結果として脳梗塞を再発する危険性が高まります。

○生活習慣の改善

塩分を節制しなければ、薬を処方していたとしても効き目が悪くなります。

もちろん塩分を節制することだけが、脳梗塞の再発を防ぐわけではありません。

「飲酒を控える/喫煙をやめる/ストレスを溜め込まない/毎日、少しでもいいから運動を心掛ける」

上記に明記した内容を実践し続ければ、脳梗塞の再発を抑止することに繋がります。

では仮に上記に明記した怠ったため、脳梗塞を再発してしまった人はどうなってしまうのでしょうか。

基本的に脳梗塞を再発してしまうと、症状は以前より重度になります。

何故なら症状の度合いに関わらず、再発してしまうと他の部分の細胞が損傷を受けてしまうからです(より損傷部分の範囲が広がる)。

その結果、初めは両手足しっかり動かすことができていても、再発したら完全に片麻痺状態を発症することが往々にしてあるのです。

確かに脳梗塞を発症しても何も症状が変わらなければ、通院や投薬を辞めてしまいたくなるかもしれません。

しかし、私たちはその裏に隠された脳梗塞の再発という事実を受け止める必要があるのです。

だから絶対に、自己判断で薬を中止するようなことはしないでください。

脳梗塞の再発に油断は禁物です。

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